見えにくいものを見るためのお話

昨夜、代官山のMADというスペースで講演を聴いてきた。

 高橋源一郎 − ボクたちとキミたちの希望の物語 (仮) -

小さな場所なので、前列に座ったわたしと髙橋さんとの距離は50センチくらいだった。

社会的な立場が弱い人  病気の人、障がいを持つ人、こども と創造性についての話。

 

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弱さの情報開示/人間が言葉をおぼえる理由/病児母のエネルギーと父の不在

エンパワメント能力/天職=calling/弱さのちから/一方通行ではない

芸術の不可解さ/見えないものを見る 聞けないものを聞く

 

話の主題以外でもとても勉強になったことがある。

髙橋ゼミのルール

○論破しない

○否定しない

○だれでも愛す

 

髙橋さん自身も他者を否定しないと決めている。

怒りをぶつけても相手は変化しないからだそう。

批評性をもった文を書くときは相手の出した本を全部読む、

安倍さんの著作も橋下さんの著作も読破したと言っていた(!)

そうすると怒りとは少しちがった視点で見つめられるんだって。

たしかにそうかもしれない。

これはこれからを生きるヒントになりそう。