マルチタスクへのあこがれ

わたしはいろんなものごとを同時にこなすことができない人で、

一つのことをはじめると、そればかりに集中してしまう。

先月まったく絵が描けない時期があって、

なにをしていたかというと ずっと編み物をしていた。

目を血走らせながら毛糸に埋もれて過ごすこと数日。

それが突然、前触れもなくぱちんとスイッチが切り替わって、

いまは制作ばかりしている。

あみあみ期に完成したのは娘のニットキャップと小さなドイリーだけ。

自分のレッグウォーマーは編みかけ(一足はできてる)のまま放置されている。

制作の息抜きに手芸ができたらいいのに。

どうしてもひとつだけに偏ってしまう。

 

そんな性質にもかかわらず、いまひそかに挑戦していることがある。

それは年末の大そうじを小分けにして 毎日計画的に進めるというもの。

例年大晦日は大そうじでへとへとになっているので、これはいいアイデアだと思った。

すごい人はエクセルで進行表を作って、チェックを入れていくらしい。

自分は表をつくっただけで満足してしまう可能性が高いので

自宅の北から南へなんとなく進めることにした。

一日だいだい30分。

そして本日は3日目。

投げ出さずにぜんぶ終わらせられたらよい新年をむかえられる。 はず。