一年の総括はむずかしいので映画のはなし。
今年は45本の映画を観た。
映画館で15本、それ以外は配信やDVDで。
もっとも心に残ったのは、ドゥニ・ヴィルヌーヴの「メッセージ」(原題 Arrival)で、
これはおそらく私のオールタイムベストだと思う。
テーマもループ感も美術もすべてがバランス良く素敵だし、知的でドラマチック。
翌日また足を運んでしまったのははじめてだった。エイミーアダムス良い。
そのほかに好きだったのは、「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」「ムーンライト」
「女神の見えざる手」「ELLE」など。洋画が多い。
今年は 邦画は「人生フルーツ」と「夜は短し歩けよ乙女」の2つしか観なかった。
アジア映画も「お嬢さん」のみ。
アジア映画はいつも尻込みしてしまう。
独特の空気感というか、息苦しさ、猥雑さ、強烈さに触れるのがこわい。
哭声とか三度目の殺人とか観たかったんだけどな。
まともにくらって生活に支障をきたすかもしれない不安があって。
それでも来年はもうすこしチャレンジしたいところ。
早いもので今年もう終わりですね。 一年が矢のように過ぎてしまった。
みなさまどうぞ良いお年を。